携帯電話会社乗り換えやインターネットプロバイダの解約変更により2段階認証ができなくなるトラブルにご注意ください

携帯電話会社を乗り換える際、インターネットのプロバイダを乗り換える際(単純に解約を含む)に事前に各種アカウントの2段階認証内容を確認しておかないと後日突然パソコンやスマートフォンが使えなくなったり、思わぬ高額出費をしなければならなくなったりすることがあります。

2段階認証とは

通常のメールアドレスとパスワードの組み合わせ以外に自分が所持している携帯(専用アプリやSMS)や通常の電子メールを介して、一時的なパスワードをアカウントの管理会社からユーザーに送信し、その一時的なパスワードを併用してログインする方法です。


携帯電話会社乗り換えで変わる可能性のあるもの

  • 携帯電話番号(ナンバーポータビリティサービス「MNP」を行わなかった場合)
  • 携帯メールアドレス(~@docomo.ne.jp、~@au.com、~@softbank.jpなど)

インターネットプロバイダの変更時に変わるもの

  • メールアドレス

以上を踏まえて、携帯電話番号やメールアドレスが変わると何が問題でしょうか。

それは、携帯番号やメールアドレスが変わることにより、元のメールアドレスや電話番号でメール、SMSを受信できなくなるため、2段階認証を設定したYahooやGoogleなどのアカウントにログインができなくなるという問題です。

結果としてありうる最悪のケースとして「今まで購入したiPhoneやAndroidのアプリがすべて使用不可」「パソコンにログインできない」「Officeの認証ができず買いなおし」があります。

2段階認証の一時パスワードを受けるメールアドレスや携帯番号が使えなくなると

各種アカウントに2度とログインができなくなります。対象となるアカウントは基本毎日メールアドレス、パスワードを入力する必要が無いため、事態に気付くのが遅くなるケースも多いです。

ログイン不能になると使えなくなるサービス例

2度とログインできなくなると、アカウントの種類ごとに以下のような事態に発展する場合があります。

マイクロソフトアカウントパソコンへのログイン不能(PINを忘れた、何回か間違った入力をしたなど)
マイクロソフトストアから購入したアプリの再インストール不可
Officeの認証ができない(現在Officeはマイクロソフトアカウントとプロダクトキーを初回インストール時に紐づけるため、2回目以降のインストール時にはプロダクトキーが使えなくなり、マイクロソフトアカウントでインストール、認証を行うようになる)
Googleアカウント(GMailアカウント)Androidで購入したアプリが再インストール不可、課金、アプリ購入不可
GMailの中身が閲覧できない
Googleアカウント紐づけのサービスが利用できなくなる
Appleアカウント所有のiPhone、iPadが文鎮化(2度と使用できなくなる)
購入したアプリの再インストール、アップデート不可
YahooアカウントYahooオークションでの決済や連絡ができない。代金を受け取れない。
Yahooメール閲覧不可
AdobeアカウントAdobe製品の再インストール不可(解約は電話窓口で可能)

2段階認証の緊急事態に備えた対策

基本的には2段階認証は携帯電話番号を使用したSMS認証を使い、携帯電話会社変更時にMNP(ナンバーポータビリティ)の手続きを取り、携帯電話の番号を変えないようにしましょう。

迷惑電話などで電話番号を変える必要があることに備え、できるならば電話番号とメールどちらでも2段階認証できるようにするのがベストと思います。