FPS(3Dゲーム)や動画編集を行う方は自作機が圧倒的にコスパがいいです

パソコン修理を業務として行っていると、やっぱり壊れやすいパソコンと壊れにくいパソコンがわかってきます。

グラフィックチップ破損の一例

特に注意すべきはパソコンに大きい負荷がかかる作業を行う場合は、発生する熱に対応できるある程度空間に余裕のある自作機をお勧めします。

よくFPS(PUBG、フォートナイト、APEX Legendsなど)をノートパソコンでやりたいという相談が来ることがあります。ネットで調べるとこのようなFPSが動作することをうたうノートパソコンが複数のメーカーから販売されています。

しかし、ノートパソコンはそのスペースの小ささから熱がうまく逃げてくれない構造となっているため、弊社でもよくグラフィック機能の破損したパソコンをお預かりすることが多くなっています。これは一体型のデスクトップ機(液晶画面とCPUやマザーボード等が1つの筐体に含まれる構造の機種)にも該当します。

省スペースであるということは、中が詰まっており空気の流れるところが少なく、ホコリなどのつまりですぐに熱がこもってしまう構造ですので、その結果、グラフィックチップが熱で剥離し、画面が乱れるまたはブルースクリーンが発生するなどの障害が起きます。

このような場合、清掃とグラフィックチップを取り出しての加熱処理などで復活することもありますが、症状が再発するためお勧めしておりません。

熱を発するゲームなどはケース内部の空間に余裕のある自作機をお勧めします。弊社でも自作機見積もり、作成起こっておりますのでご検討ください。