Windows11への移行はいつすればよい?
Windows11への移行時期について悩んでいる方が多いと思います。弊社としてのWindows11への移行はこのタイミングがおすすめというものがありますので、紹介します。
Windows10のサポート期限
重要なポイントとしてWindows10のサポート期限があると思います。Windows10のサポート期限は2025年10月14日です。逆に「この日までにWindows11へ移行してくださいね」というメッセージでもあります。
なぜ今Windows11への移行をおすすめしていないのか
弊社ではお客様が求めない限りWindows11のパソコンの販売は現時点(2022年4月時点)でおこなっておりません。実際はWindows10からライセンス料無償アップグレードできるので、Windows11に対応しているパソコンであればWindows11にすることも可能です。しかし
- Windows11が安定していない可能性が高い(OSリリースから2年が移行めど)
- Windows11対応パソコンがそもそも行きわたっていない
- 現時点で無理にWindows11にしてもWindows10サポート終了までにHDDやSSDの寿命を迎える可能性が高い
この3点に尽きます。
Windows11の安定性に関しては実はWindows11はWindows10のシステムを流用している部分が多いため、もう少し様子を見たら移行してもいいのかなと思っていますが、ユーザーインターフェースが変わっており、操作しずらいという点もあり、初期のWindows8を髣髴とする展開(当時あまりにも操作しずらいため移行をためらった)なので、次の大きいアップデートでちょっと改善することを期待しています。
次にこちらが大きい点となりますが、Windows11対応のパソコンをそもそも持っていない人が多く、Windows11対応パソコンの中古パソコンがまだ高額であるという点です。
Windows11公式対応パソコンの基準は「第8世代以降のIntel Core iシリーズ以降搭載のパソコン」となります。しかし、この第8世代Core iシリーズは4年前のパソコン(2022年現在)を指します。本日現在の相場でリフレッシュパソコンとして販売できる価格は約6~7万円(Officeなし)となります。せめてあと2万円ほど下がればお勧めできますが、あと1~2年必要でしょうか。
どちらにせよ、ハードディスクとSSDともに安心して使用できる寿命は2~3年です。今Windows11にした場合でも、Windows10のサポート期限までにあと1回ハードディスクまたはSSDを交換する機会が出ます。今はWindows10でハードディスク、SSDへの交換を行い、次回のタイミングでWindows11パソコン(新品・中古リフレッシュ品)を購入するのがおすすめです。