長期休業明けのウイルス感染に注意

長期休業明けのパソコンをウイルスが狙っています。

長期休業中は何日にもわたりパソコンを起動していない時期が発生します。この間に強力なコンピュータウイルス(マルウェア)が発生していた場合、最悪長期休み明けにパソコンを起動したらいきなりウイルスに感染する危険もあります。(極端ですが)

このような事態を防ぐにはどうしたらよいのか。まず、長期休み明けにパソコンを起動した際に考えられるウイルス感染パターン2種類の対策を考えてみまししょう。

休業期間中にWindowsの未知の脆弱性(欠陥)を突いたネットワーク経由自動感染型ウイルスの発生

このようなウイルスが発生した場合、大規模なものはニュース等で報道されます。長期休業明けはまずはニュースを確認してみてください。もし、企業にセキュリティ担当者がいれば指示が無いか確認するのも手です。また、セキュリティ担当者がいない場合は「IPA 情報処理推進機構」のセキュリティ情報のサイト(https://www.ipa.go.jp/)で情報収集するもの手です。

休業期間中にWindowsの未知の脆弱性(欠陥)を突いたeメールやメッセンジャー経由のコンピュータウイルス感染の可能性

ネットワーク経由のウイルスの発生の確率は実は低めで、最も危険なのは、メール経由のコンピュータウイルスです。受信したメールに何らかの欠陥を使用し最悪自動感染するような新型コンピュータウイルス付きメールが送られてきている可能性があります。このような、メール経由のコンピュータウイルスを避けるには、まずはセキュリティソフトの更新を行って、WindowsUpdateを行ったうえでメールを受信するという順番が大事です。先にメール受信を行ってしまうと、ウイルスに感染し後からアップデートを行っても後の祭りになります。

とにもかくにもまずはWindows Updateとセキュリティソフト更新を

休業中、緊急で脆弱性を修理するプログラムがWindows Update経由で出ている可能性があります。業務システムに支障が無い場合は休み明けすぐに行うのはWindows Updateをお願いします。また、新型のコンピュータウイルスが発生していた場合は、そのウイルスを検知するデータがウイルス対策ソフトの書く企業で準備されていることが多いため、ウイルス対策ソフトも業務開始前(特にメール受信前に)アップデートを行ってください。