パソコンの動作が遅いときの対処法

今回は動作が遅くなったWindows10パソコンについてです。
Windows10のパソコンには購入当初からWindows10だったもの、途中でWindows7やWindows8からWindows10にアップグレードしたもの(勝手にされてしまったもの含む)があります。
総じてパソコンの経過年数としては新品~12年ほどのパソコンが存在します。
さて、その中でも今回のお話は2019年以前に発売されたパソコンでのお話です。
2019年(正式には第7世代Core iシリーズ以前のCPUが搭載されたパソコン)を対象にして、最近パソコンの動作が非常に遅くなっている場合どのような対応がベストでしょうか。

パソコンの動作が遅いというのはたしかにパソコンの性能が時代遅れで遅くなってきているものと考える方が多いですが、実はハードディスクの劣化によるものが非常に多いです。

約10年前に販売されていたパソコンは第2世代Core iシリーズ「Sandy Bridge」というCPUを搭載しておりますが、このCPUの性能があれば、Word、Excel、ネットの閲覧だけであれば充分な性能があります。(動画編集、画素数の多いデジカメの画像編集、動きの多いゲーム、CADなどの用途にはさすがに性能不足です)

これらの古いWindows10のパソコン、遅くなった場合、買い替えを考える方は多いと思います。しかし、新品はお金がかかります。(10万円以下の新品パソコンは性能が不足する場合が多くお勧めできません)
どうすればいいのでしょうか。

重いという症状は、ハードディスクの経年劣化により読み書き速度低下したものという原因および、Windows10のメモリ使用量があるときを基準に多く必要になり、メモリ、ハードディスクに負荷が高まっているものと考えられます。

実は昨年の今頃とは状況が変わっており、今であれば現在使用中のパソコンのハードディスクをSSDへ交換し、3年ほどの延命をお勧めすることにしております。

その理由ですが、昨年夏ごろ発表され、10月に突如発売されたWindows11の存在とWindows10のサポート終了の存在です。
このWindows11をインストールできるパソコンの要求する性能が非常に高く、現在販売されている新品か、2019年以降の発売のパソコンにしかインストールできません。(この場合の要求する性能とは処理能力ではなく、とある部品「TPM2.0」の搭載だけです。このため、Windows11が搭載されているパソコンにも動作が遅いものが存在します)

上記のことから、おすすめの選択肢は「Windows11に対応したパソコンへの買い替え」または「Windows11のパソコンが安くなるまで現在のパソコンを延命し、安くなったら買い替える」のどちらかになります。

なお、Windows11に対応したパソコンの中古はまだ7~8万円かかり、中古の現実的な値段になっていません。5万円ほどになるにはあと1~2年必要です。

ただし、Windows11のパソコンが安くなるのを待つのもタイムリミットはあります。現行のWindows10は2025年10月にサポート終了となります。あと3年半です。

このため、ちょうど本来のハードディスクの寿命である2~3年と期間がちょうどいいため、現行のパソコンのハードディスクを読み書き速度の速いSSDへ交換するのをお勧めします。ソフトやデータなどはそのまま移行し、容量にもよりますが500GBであれば33,000円(税込)、1TBであれば41,800円(税込)となります。※OSが「動作が遅い」以外の部分が正常に動作することを条件とします

もちろん、現在の新品を導入するという手もあります。(Windows11対応なので3年後も使えます)ただし、新品で10万円を切る機種は、速度が遅いことが多くお勧めしません。

以上を踏まえご検討いただければ幸いです。